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熱海市のジオガイドでつくる「ATAMIジオネットワーク」(北島鉄修会長)は10月16日、熱海湾で勉強会を開き、新型コロナウイルスの影響で中止していた全体活動を再開した。
山口丸の山口勝則船長の協力を得て、会員10人が船上から横磯港と熱海サンビーチ内の地形を見て回った。周辺の地形の成り立ちなどについてポイントをまとめ、今後のツアーに反映させる。錦ヶ裏と曽我裏のジオスポットも観察する予定だったが、波が高いため、後日あらためて実施することになった。
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勉強会には、伊豆半島ジオパーク推進協議会が実施した2019年度の養成講座を修了し、認定試験に合格した真田道子さん(58)も加わり、熱心に先輩ガイドらの説明にメモを走らせた。
真田さんは昨年5月まで都内の自宅と熱海の別荘を行き来する二拠点生活を続けてきたが、「美しい伊豆の自然や癒しの温泉には、それを裏付ける興味深い理由(ジオ)がある」という静岡大学・小山真人教授の新聞コラムでジオへの関心を深め、家族で市内下多賀に移住。「実際に住んでみると、ジオをきっかけにいろんな方と知り合いになれ、都会での生活とは違う新しい楽しさが広がり、充実した生活を送れている」と相好を崩した。
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北島会長は「2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は伊豆や鎌倉が舞台で源頼朝にゆかりの深い熱海の海も登場する。会員には首都圏などから熱海に移住してきた人が多くおり、この人たちの専門的な知識やスキルを活用して持続可能な地域づくりに取り組んでいきたい」と話した。
(熱海ネット新聞)
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