尾崎紅葉の功績に感謝 文豪の筆塚に玉串捧げ、熱海の平穏回復祈願

名作「金色夜叉」の作者として知られる明治の文豪尾崎紅葉を偲(しの)ぶ「尾崎紅葉筆塚祭」(筆塚保存会主催)が1月17日、熱海市春日町の湯宿一番地(旧志ほみや旅館)玄関前の筆塚碑広場であった。来宮神社・雨宮盛克宮司の神事に続いて、参列者は紅葉が生前、愛用していた筆が祀(まつ)られている筆塚(昭和7年建立)に玉串を捧げ、遺徳をしのんだ。
同旅館社長で保存会の榛葉公孝会長が「観光地熱海の発展は、尾崎紅葉先生が書かれた金色夜叉の功績が大きい。コロナ禍で生活や商売は、大変厳しい状況が続いているが、1日も早く終息し、元の熱海に戻れるように祈願している」とあいさつし、平和通り商店街振興事業協同組合、仲見世振興会の代表、田原五町内会の町内会長が玉串を奉納した。今年は筆塚の脇に植わる八重寒紅が満開となり、伝統行事に花を添えた。
(熱海ネット新聞)
■筆塚保存会=東田原町、田原町、田原本町、桃山台町、桃山町の5町内会の保存会メンバーで構成。昭和28年に始まり、今年で70回目。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

  1. 2022-7-5

    熱海市 台風4号接近で午後7時に避難所開設 大雨に備え7カ所

    台風4号の接近に備え、熱海市は7月5日午後7時に避難所を開設した。避難所は泉小中学校・伊豆山小学校・…
  2. 2022-7-5

    「熱海こがし祭り•山車コンクール」 3年ぶり開催も参加申請は10町内 

    来宮神社例大祭の一環として行われる「熱海こがし祭り•山車コンクール」(7月15・16日=市観光協会主…
  3. 2022-7-4

    遺族に提訴され、被告の熱海市 「利益相反」でも遺族支援で裁判に協力

    熱海市の齋藤栄市長は7月4日、伊豆山土石流災害で遺族、被害者らが「市の行政判断に過失があった」として…
  4. 2022-7-4

    残る1人「絶対に見つけ出す」 静岡県警が過去最大規模で一斉捜索

    死者27人(災害関連死1人含む)、行方不明者1人を出した熱海市伊豆山の土石流災害の発生から1…
ページ上部へ戻る