熱海に初夏を告げる世界三大花木の一つ「ジャカランダ」が、熱海サンビーチと国道135号線に挟まれたお宮緑地(ジャカランダ遊歩道)で続々と開花している。5月18日、熱海では午前10時38分に今年最高の気温28•3度を観測。7月中旬のの陽気となり、一気に咲き進んだ。開花速度はは例年より10日ほど早い。
昨年は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、「ATAMIジャカランダフェスティバル」(熱海市観光協会主催)開催を取りやめたが、今年は2年ぶりに開催する。開幕する6月5日(〜6月20日)には、熱海サンビーチから国道135号線沿いの親水公園、小公園まで爽やかな青紫に染めあげる。
(熱海ネット新聞)
写真ー5月18日撮影
■ジャカランダ 世界三大花木(カエンボク、ホウオウボク、ジャカランダ)の1つ。6月に青色、薄紫色の花を咲かせる南米原産ノウゼンカズラ科の常緑樹。熱海市は1990年7月、ポルトガル・カスカイス市との姉妹都市提携を記念して、同市から苗を譲り受け、初めて植栽。
■ジャカランダ遊歩道 国道135号線とサンビーチに挟まれた延長430m、幅12~20mの細長い緑地。2014年6月、それまであった椰子(やし)の木などを移植・撤去し、約110本のジャカランダを植裁し、国内最大のジャカランダ遊歩道に整備。大きく育った木も32本植えられている。
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