

熱海市は7月13日、熱海サンビーチ、長浜海水浴場、網代温泉海水浴場の市内3海水浴場の開設を中止すると発表した。今月3日に伊豆山地区で発生した土石流災害で安否不明者の救助、捜索が続いていることなどを受けて対応を協議し、7月17日から8月29日までの全期間の中止を決めた。
開設すれば、県内外から多くの海水浴客が訪れると予想され、安心・安全な運営が難しいと判断。またビーチに隣接する東駐車場、和田浜駐車場、長浜海浜公園駐車場など市内主要駐車場が土砂災害に伴う各地の消防、自衛隊、警察などの救急車両に使用されており、一般車を迎え入れるのは難しいと判断した。
一方、来客が避けられないなどとして、海水浴場を未開設にしたうえで水難防止に備え、監視員を配置することにより、警備を強化する方針。
また熱海サンビーチの開設中止に伴い、熱海市観光協会は同日、海上アスレチック「ウォーターパーク」の開設中止を決めた。当初の予定では海水浴場開設に合わせ、7月17日から8月29日まで開催を予定していた。
(熱海ネット新聞)

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