
熱海海上花火大会の夏季シリーズが7月29日、熱海湾で開幕した。午後8時20分から45分まで5千発の花火が次々に打ち上げられ、熱海の上空に大輪が咲き、夜空を飾った。打ち上げ場所近くの渚親水公園や熱海サンビーチには1万人(主催者発表)の見物客が繰り出した。海水浴後に浴衣に着替えて花火を楽しむ若者の日帰り観光客も多く、打ち上げ後のJR熱海駅へ向かい道路は東京、神奈川方面へ戻る人が列を作った。
商船三井の豪華客船「にっぽん丸」(全長166・65メートル、2万2472トン)も3年ぶりに熱海港に寄港。夜は海上から観覧し、横浜港へ帰港寄した。熱海寄港は14回目。
熱海の夏の風物詩「夏季シリーズ」は、20年は新型コロナウイルスの感染対策として「YouTube(ユーチューブ)」で生中継し、自宅や宿泊施設での観賞を呼びかけて実施。21年は伊豆山土石流の影響も加わって開催を見送り、秋、冬シーズンに順延した。フルスペックの通常開催は3年ぶり。
今夏は、この日を皮切りに8月5日(金)、8日(月)、18日(木)、21日(日)、26日(金)の計6回の打ち上げを予定している。
(熱海ネット新聞)
主催=熱海温泉ホテル旅館協同組合
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