節分の２月３日、熱海出身の大相撲・熱海富士関（２０）が来宮神社（雨宮盛克宮司）と今宮神社（泉明寺みずほ宮司）の節分祭に裃（かみしも）姿で参加し、「福は内」のかけ声ととも豪快に豆をまいた。
来宮神社では、ピリチュアリストの江原啓之さん、女優の二宮さよ子さん、音楽評論家の湯川れい子さん、齋藤栄市長、藤曲敬宏県議らの特別ゲストと特設大舞台に登壇。年男、年女とともに集まった参拝者に豆をまき、この一年の無病息災、厄除け招福を願った。

責任当番町・田原本町（桜井清生祭典委員長）の住人が用意した豆が入った袋には、掃除ロボット、タブレット端末、ストーブ、食事券、菓子詰めなどの当たり券や福銭が入っており、福をつかもうと多くの人が手を伸ばし、境内を埋め尽くした。

夕刻に行われた今宮神社（泉明寺みずほ宮司）の節分祭（当番町・梅花町、武井昭洋実行委員長）にも駆けつけ、神事と豆まきに参加した。熱海富士は梅花町出身で今宮神社隣の第二小を卒業した。
新型コロナウイルスの収束で、今年は市内の各神社が３年ぶりに恒例の豆まきを盛大に実施。熱海らしい行事が戻ってきた。
（熱海ネット新聞）