御神女・井上愛彩さん、「神女神楽」奉納へ総仕上げ 来宮神社

来宮神社例大祭(7月14日〜16日)で「神女神楽(みこかぐら)」を奉納する御神女(おみこ)の公開稽古が7月13日夜、同神社本殿行あり、御神女の大役を務める井上愛彩(ありさ)さん(MOAあたみ幼児学園)が、約1カ月続いた舞いの稽古の成果を披露した。
神女神楽は、同保存会が、鎌倉時代から続くしきたりに沿って指導。この夜は、取材陣や祭典関係者が見守る中、本番同様に神女役の小山太一さんと櫻井佑介さんを従えて、龍笛、大太鼓、鞨鼓(かっこ)、銅拍子に合わせて厳かに舞い、本殿に鈴の音を響かせた。
御神女は同神社とゆかりが深い氏子から毎年1人選ばれ、今年は保存会や祭典委員により会社員の井上茂さん、仁子の長女が抜てきされた。「神のお使い」となる御神女は例大祭の期間中は地面に足を付けるのも禁じられ、親といえども、触れることが許されない。
同神社の書庫にはおよそ800年の歴代の御神女の名が残されており、伊豆國霊社・来宮神社の歴史を伝える。
例大祭では2日目(15日)と3日目(16日)の神幸祭、御神幸行列などの際に神女神楽を奉納する。
(熱海ネット新聞)

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