熱海市は25日、市長応接室で熊本地震支援のため静岡県現地支援本部に派遣する職員の出発式を行った。人的支援の第2陣(県職員2人、市町18人)の一員として嘉島町(かしままち)に秘書広報課の中島順一郎さん(28)を派遣する。期間は4月25日から5月3日。中島さんの「(昨年度まで3年間)危機管理課に勤務した経験を生かし、全力で支援にロり組みます」の決意表明に斉藤栄市長は「健康に気をつけて、嘉島町の支援に全力を尽くしてください」と激励した。現地では同町の要請を受けて義捐金、罹災(りさい)証明、仮設受託、応急危険度判定など災害対策運営を支援。熱海市の震災対策へのフィードバックも託される。
派遣隊は簡易ベッドや毛布などを持ち込み、現地支援本部がある同町役場の会議室に寝泊まりする。同日午後5時、県庁前から県の借り上げバスで現地へ向かった。
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