
新緑に包まれた熱海梅園で、初夏の風物詩「ヤマボウシ」が見ごろを迎えた。梅園(うめぞの)橋を渡り、澤田政廣記念美術館に向かうと十字の白い花(葉の変形した苞=ほう)が出迎えてくれる。「花」と書いたが、白いのは花でなく葉の変形した「苞(ほう)」。和名は山法師。総苞を白い頭巾をかぶった山法師に見立てて名付けられた。澤田政廣記念美術館では6月1日から熱海梅園で始まる「熱海梅園初川清流ほたる鑑賞の夕べ」に合わせ、様々な催しを予定している。
ヤマボウシは秋になると、ツブツブ入りキャンディーのような赤い実を付け、秋の訪れを告げる。
◆澤田政廣記念美術館の催し
「郷愁のランプ展」(~8/21)政廣が集めた約150の洋風ランプなど
「初川清流のたる鑑賞の夕べ」(6/1~12)ゲンジボタル5千匹が幻想的な光
「ナイトミュージアム」(6/4~11)夜間特別会館
同美術館☎0557-81-9211
昨年8月15日のヤマボウシ
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