
◇ニチレイレディース第2日(18日・千葉袖ヶ浦CC新袖=パー72)
アマチュアの勝みなみ(鹿児島高3年)がボギーなしの5バーディーで回り、通算10アンダーで単独首位に立った。1打差の2位にペ・ヒギョン、8アンダーの3位に3連覇を狙う申ジエ、7アンダーの4位にイ・ボミら韓国勢。渡邉彩香(22)=大東建託=も復調し、5バーディー、3ボギーと出入りの激しいながらも、3アンダーの9位からス7位に順位を上げた。
確かな手応えをつかんだ大会2日目となった。「先週の試合ではたまたま上位でプレーできましたが、とても優勝を狙えるような状態ではなかったんです。それで今週は火曜日からコースに入って、もう一度基礎の練習からやり直しました」。
渡邉の言う基礎とはフェードボールを打つ動きのこと。連戦の中で、少しずつスイングが狂っていたとのこと。ドライバーはフェードの打ち方で、アプローチショットはボールをつかまえる動きでスウィングしていた。これが良くなかった。ドライバーでもアプローチでも左右両方のミスが出るようになってしまった。それを自分の持ち球であるフェードの打ち方を徹底することで、基礎からスイングを見直した。この日はやっとショットの感覚が良かった時に戻ったと言う。明日の最終日は久々のビッグスコアの予感がする。
(文と写真=LPGA)
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