
熱海市は、2020年東京五輪・パラリンピックを見据え、訪日外国人をはじめ、観光客の満足度を上げるのを目的に、和式トイレの洋式化や温水洗浄トイレにするための工事費を一部助成する補助事業を実施する。斉藤栄市長が23日の9月議会議案記者会見で明らかにした。本年度一般会計補正予算案に「市内飲食店のトイレ様式化」として500万円を盛り込んだ。1軒あたり最大25万円を補助する。市内で営業する飲食店はおよそ400店舗あり、人口規模でみると全国平均の約5倍。市長は「熱海の飲食店は味は絶品だったが、お手洗いがどうも…といった話も聞く。これまで改良に踏み切れなかった店主に活用してほしい」と話した。補助率は50%で第一弾は20軒分。申請具合を見て新年度以降も継続する。
また補正案には夜のにぎわい創出事業に600万円を計上した。市内飲食団体や旅館ホテル組合などと調整し、開催していない時期の新規花火大会の拡充などにあてる。
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