
熱海市議会6月定例会の最終本会議が23日に開催されたが、通例に従って1年で交代する副議長の人事をめぐって混乱が続いている。熱海市議会では議長が2年、副議長が1年で交代することが通例になっている。現在の正副議長は、昨年5月18日の臨時会の選挙で第80代議長に杉山利勝氏(自民党議員団)、第78代の副議長に比較第2会派の民主党・市民クラブ議員団(現熱海進政会議員団)の金森和道氏を選出した。これに伴い、今定例会では第79代副議長の選出選挙が予想されていたが、金森氏が通例に従って辞表を提出しなかったため、自民党議員団などが態度を硬化。平成28年度一般会計補正予算案や追加上程案などを可決した後、午前10時45分から、議事の都合により、休憩に入った。再開のめどは立っていない。
斉藤栄市長が熱海フォーラム事業の「PFI方式決定見送り」を決断する引き金となった熱海読み聞かせの会から出されていた「請願」も賛成多数(賛成11、反対3)で可決されるなど、市政の混乱が続いている。
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