
防災週間に合わせて熱海市は4日、相模トラフを震源とした大地震を想定して市内各所で総合防災訓練を行った。午前9時に大規模地震が発生し、市内各所で山崩れ、家屋の倒壊、道路の陥没、一部地域で火災が発生し、多数の負傷者が出た。また電気、ガス、水道及び通信施設にも大きな被害が発生しており、交通機関はマヒ状態――という想定で一斉に行い、熱海署、市消防、陸上自衛隊、下田海上保安部、熱海市医師会など37団体の協力を得て、地元住人や自主防災関係者などおよそ3000人が参加した。
東部コミニュティーセンターでは、指定避難所への避難、避難者名簿を作成
桃山小学校では、特設電話による情報収集や伝達、各地域から収集した被害状況を災害対策本部に報告
熱海中学校では、ボーイスカウト熱海第11団がペグ(杭)がなくとも、風に飛ばされないテントを設営
メーン会場となった多賀中学校では、4自主防災会を中心に約200人が集まり、3つのグループに分かれ、応急手当、ライフラインの復旧、イメージトレーニングに取り組んだ。閉会式では、斉藤栄市長、杉山利勝市議会議長、藤曲敬宏県議らが講評を述べた。
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