自ら選んだ自治体に寄付をすると、住民税などが軽減されるふるさと納税で、自治体間の収支格差が顕著になっている。お隣の箱根町(神奈川県)は昨年9月からふるさと納税ポータルサイトに加わり、年末だけで4億円の駆け込み寄付があった。これを参考に熱海市は今年10月3日からふるさと納税の申し込み受け付けをふるさと納税ポータルサイト「ふるぽ」と「ふるさとチョイス」で開始した。
胸算用では、2~3億円の納税額を期待していたが、伸び悩んでいる。市議会11月定例会があった12月11日の時点で2927万6千円(309件)。2015年度の423万円(131件)を7倍近く上回ってはいるが、目標額には大きく及ばない。
ふうさと納税は12月の駆け込み申し込みが多い。対象期間が1月1日~12月31日で、これが今年度の確定申告で税額控除になるためだ。
テコ入れを図る熱海市は12月20日、熱海海上花火大会におけるメッセージ花火の打ち上げ権利を謝礼に加えると発表した。熱海温泉宿泊券(1泊2食付き2人分)とセットにした限定商品で、2017年3月11日の開催から適用する。伝家の宝刀に期待を寄せるが…。
問い合わせは市企画室☎0557-86-6081へ。
◆返礼品花火 名前も紹介する花火1発を打ち上げることができ、1開催につき1組限定。先着順。納税ポータルサイト「ふるぽ」から選べる。
◆2017年(平成29年)
春 3/11(土)・4/15(土)・5/13(土)・6/10(土)
夏 7/23(日)・7/28(金)・8/5(土)・8/8(火)・8/18(金)・8/20(日)・8/24(木)
秋 9/18(月祝)・10/9(月祝)・11/12(日)
冬 12/10(日)・12/17(日)
◆2018年(2018年平成30年)
春 1/14(日)・2/12(月祝)
太字が対象花火大会
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