
統一地方選が迫り、各立候補予定者が事務所開きなどの準備を進めている。熱海市では、前半戦に県議選(3月31日告示、4月9日投開票)が、後半戦では市議選(4月16日告示、23日投開票)が行われる。
県議選と市議選を両にらみしてきた、元県議で現市議の橋本一実氏は、熱海市議選に出馬することを決め、同氏の後援会(中山幸男会長)は2月26日、市内清水町で開所式を開いた。
来宮神社・雨宮盛克宮司の神事に続いて、達磨(だるま)の目入れ式を行い、橋本氏は集まったおよそ100人の支援者を前にマイクを握り、決意を表明。「28名の犠牲者を出した伊豆山土石流災害の原因となった盛り土造成の責任をあやむやにしてはいけない。責任の所在をしっかり追及し、安全と安心、そして活気あみなぎる熱海のまち作りに取り組んでいく」と述べた。
市議選での出馬を決めたことには「市政をチェックするのが市議の役目。長年指導いただいた山田治雄先生(享年95)が昨年、お亡くなりになり、先生が取り組んできた『市民が主人公の政治』を継承する必要があると考えた」と説明した。
中山後援会長は「これからも伊豆山の方々に寄り添った種々の施策の実現・遂行に向けて取り組んでもらうとともに、2度とこのようなことが起きないよう、問題の整理と改善、情報の公開等に努めていただきたい」と支援を呼びかけた。選挙戦は、連合静岡の推薦を受けて戦う。
(熱海ネット新聞)
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