今年2月5日にリニューアルオープンしたMOA美術館の入場者が4月19日、10万人を超えた。10万人目は横浜市鶴見区、会社員・藤田竜一郎さん(30)=熱海市下多賀出身=。知人で同僚の高部亜未さん(31)と来館し、「MOA美術館を訪れたのは、小学生の時以来。リニューアルされたと聞き、楽しみにしてきました」と語った。
記念セレモニーでは、同美術館・高見輝宏総務部長から紅白梅図の40分の1レプリカや同美術館のガイドブック、館内フレンチレストラン「オー・ミラドー」のペア食事券が贈られた。
二人は、現在開催中の重要文化財「奇想の絵師 岩佐又兵衛『山中常盤物語絵巻』義経伝説全12巻」や京都の市中と郊外の名所や祭礼行事などを鳥俯瞰図的に描いた屏風「洛中洛外図」などを時間をかけて鑑賞した。
◆年間45万人ペース リニューアルオープンからの入館者10万人は67日目で達成。この間の1日平均は1500人、1日最高は3月6日の1万人。リニューアル前の年間入館者は約26万人。同美術館は今年の目標を40万人としているが、現在は45万人ペース。
◆特別公開 愛鳥週間「全国野鳥保護のつどい」に合わせ、MOA美術館は5月13、14の両日、尾形光琳 国宝「紅白梅図屏風」を特別展示する。
問い合わせは☎0557-84-2511(同美術館)
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