
静岡県は7月6日、熱海市の80代女性がマダニが媒介する感染症「日本紅斑熱(こうはんねつ)」を発生したと発表した。日本紅斑熱の患者数は増加傾向にあり、昨年の全国の患者数は過去10年間で最多の276人。県内では過去5年間で今回のケースを含めて患者は6人で、このうち2人が死亡した。
県疾病対策課によると、女性は6月23日に発熱や発疹の症状が出、マダニの刺し傷周辺の皮膚から菌が検出されたため熱海市内の病院で8日間入院。現在は回復しているという。
◆日本紅斑熱 リケッチア・ジャポニカという病原体を持つマダニに刺されることで感染する。2~8日の潜伏期間を経て、高熱や発疹が現れ、重症化すると死に至る場合もある
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