
熱海サンビーチの入り口のお宮緑地で「ジャカランダ」がまた青紫色の花を咲かせ、観光客や市民を喜ばせている。「ジャカランダ」は5月末から開花し、6月末に散ってしまう。それが今年は8月の天候不順の影響か、9月に入りまた咲き出した。初夏と勘違いしたのか、遅咲きなのか、二度咲きなのかは不明だが、ジャカランダ゙ではたまに起きる現象という。
世界三大花木の1つに数えられるこの花は、気まぐれ花としても知られ、他都市では今年はほとんど花を咲かせなかったとか、数年ぶりに花を咲かせたといった話題も。可憐で美しい分、じゃじゃ馬娘でもある。真夏の強い日差しを避けようと、今月に入り、熱海サンビーチは首都圏などから訪れる若い女性やカップルの行楽客でにぎわっている。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
写真=9月12日撮影
■ジャカランダ 世界三大花木(カエンボク、ホウオウボク、ジャカランダ)の1つ。6月に青色、薄紫色の花を咲かせる南米原産ノウゼンカズラ科の常緑樹。渚親水公園前の国道135号沿いに25本、お宮緑地の「ジャカランダ遊歩道」に106本、計131本が植栽されている。
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