
熱海市の斎藤栄市長は3月15日、市議会2月定例会で任期満了を迎える三田光行教育長の後任に、新村茂昭第一小校長(58)を充てる人事案を提案し、賛成多数で可決した。新村氏は4月1日に辞令交付を受けて正式に就任する。任期は3年。
採決前に質疑を行い、田中秀宝氏が新村氏が現役校長であり、多くの市内の校長が年長者であることを踏まえ、スムーズな組織運営をできるかの観点から任命者の市長に考えをただした。市長は「さまざまな校長や候補者本人とコミュニケーションを図る中で教育行政の識見に加えて、小中高で校長を歴任された実績、組織マネジメントから職責を果たしていただけると考えている」と理解を求めた。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■新村茂昭氏 熱海市出身、58歳。上越教育大学大学院卒。熱海市内の公立小、中学校の教諭や県教育委員会指導主事を経て、伊東市立門野中学校校長、県立伊豆中央高校校長、伊東市立対馬中学校校長を歴任。2016年4月から熱海市立第一小学校校長。
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