国連教育科学文化機関(ユネスコ)は4月17日、パリ(フランス)で開かれているユネスコの委員会で、伊豆半島を「世界ジオパーク」に認定した。国内ではこれまで北海道の「洞爺湖有珠山」や新潟県の「糸魚川」など8つの地域が認定されているが、ユネスコの正式事業となってからは伊豆半島が国内では初めての認定。
太平洋にあった火山島が約60万年前、本州に衝突してできた伊豆半島は2016年11月、世界認定申請書を提出したが、イルカ漁などを理由に認定を見送られたため、あらためて申請。17年7月に海外の専門家による現地審査が行われ、今年3月、新規認定や再審査を申請していた世界17地域のうち、伊豆半島を含む13地域の認定をユネスコへ勧告。今回、パリで開かれた委員会で認定を承認した。
(熱海ネット新聞)
■伊豆ジオパーク推進協議会 熱海市、沼津市、三島市、伊東市、下田市、伊豆市、伊豆の国市、東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町、函南町、長泉町、清水町
写真=伊豆半島ジオパークジオパーク推進協議会会長の菊池豊伊豆市長とともに伊豆半島ジオパークを説明する斉藤栄市長=2016年10月の英国・デボン州の世界ジオパーク国際会議
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