
東日本大震災による津波で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市への応援・音楽イベント「タカタ・フェスタ2018」(同実行委員会主催)が5月12日、熱海市の渚親水公園レインボーデッキで始まった。陸前高田市とのコラボ企画で東北と熱海グルメの飲食ブースが出店。陸前高田の雪解け牡蠣(カキ)やアワビ、ホタテ、イカ焼き、地酒、特産物、支援グッズ・同フェスタオリジナルグッズなどを販売。齋藤栄市長、地元選出の渡辺周衆院議員も訪れ、多くの市民や観光客とともに陸前高田市へエールを送った。今年で6回目。
初日は熱海高校エイサー部の演舞や高瀬一郎さん、YAMATOさんなどのライブがあり、最後にシンガー・ソングライター白井貴子さんが自ら作った「陸前高田・松の花音頭」を歌い、来場者が輪になって踊りイベントを盛り上げた。13日は陸前高田市の戸羽太市長の講演や津波ヴァイオリンプロジェクトの講演と演奏、熱海ビーチクラブの津波非難訓練レポートなどがあり、テーマソング「つむぎ」の合唱でフィナーレを迎える。雨天が予想されるため、同実行委員会はマリンスパあたみに会場を移して開催すると発表した。入場無料。出店などの収益は半分、募金は全額、陸前高田市に寄付する。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■タカタ・フェスタ実行委員会 TAKATA-FESTA 、NPO法人陸前高田支援連絡協議会Aid TAKATA、熱海百万ドル夜景復活計画実行委員会、NPO法人シップチャンドラー(熱海ビーチクラブ)、網代おやじの会、NPO法人atamistaで構成。茶田勉実行委員長。
■開催時間 12日(11:00から20:00)、13日(10:00~17:00)
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