
熱海市テニス協会(藤曲敬宏県議会長)と熱海市ソフトテニス協会(加藤喜一郎会長)は8月29日、市役所に齋藤栄市長を訪ね、小山臨海公園テニスコート管理施設の大幅改修を求める要望書を手渡した。
同テニスコートは6面あり、年間2万人が利用している。しかし、管理施設はバブル期の1987年(昭和62年)に建てられて以来、改修されていない。更衣室など老朽化に加え、トイレは和式、シャワーが1基しかなく、女性利用者などから改修を求める声が上がっている。市内外の利用者520人分の署名を添えて要望書を提出した。
席上、藤曲会長は「スポーツツーリズムを推進する熱海市にとって小山臨海公園の存在意義は大きい。スポーツ環境の進展と交流人口の拡大等の観点からも大幅改修が必要だ」。新たに同公園を指定管理する「ReTAS Project共同事業体」代表の杉山誠一熱海市体育協会会長も「清掃等は十分にしているが、老朽化はどうしようもない。首都圏などからも多くの人が利用しており、アメニティの部分はもう少しグレードを上げる必要がある」と話した。この日はソフトテニス協会の野中真一郎理事とテニス協会の小田昌樹さんが同行した。
これに対し、市長は「小山臨海公園には南熱海マリンホールもあり、安全面での対応を急がないといけないものがある。それも含めて検討したい」と述べた。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
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