
日本釣振興会とボランティアのダイバー19人が27日、熱海港海釣り施設の海底清掃を行った。釣り場と海面を垂直に結ぶ非常用ラダ―梯子に付着したカキなどをハンマーやナイフを使って削り取る作業で、不慮の事故などで釣り人が海に転落した場合、救出に欠かせない梯子の破損点検と補修が目的。
熱海港を2隻の船で海釣り施設に向かったダイバーたちは酸素ボンベを背負い、梯子の清掃後は海底まで潜り、不法投棄された缶類や鉄くずなどを拾う作業も2時間にわたって実施。市職員、NPO法人SEA WEB(安田和彦理事長=熱海港海釣り施設)など総勢40人が参加した。
この日は釣り客100人を含め、同行家族など200人ほどが海釣りを楽しんだが、海の奉仕者たちの真摯な作業を敬意をもって見守った。
(熱海ネット新聞)
海釣り施設
作業を見守る安田理事長
収集した缶や鉄くず
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