
大熱海漁協(石井勝夫組合長)は19日、熱海湾(曽我浦)、伊豆山、多賀湾の3カ所の沖合にヒラメの稚魚を各5000匹放流した。同漁協青年部が御前崎市の県温水利用研究センターでふ化した稚魚を熱海港の水槽で6センチになるまで育ててきた。
熱海港では第二小学校の5年生42人が3隻の漁船に乗り込み、曽我浦に着くと船の上から小さなバケツに入れてもらった稚魚を「大きく育ってね、バイバイ」などと放流。ヒラメは1日の約1ミリ大きくなり、1年後には30センチに育つ。同漁協では32センチを超えたものを漁獲していくという。
放流は天然ヒラメの増加と熱海市民やホテル・旅館などに安定供給するために毎年続けられている。
(熱海ネット新聞)
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