
熱海市観光協会会長の森田金清氏(46)=が19日、熱海市役所で記者会見し、熱海市長選(8月31日告示、9月7日開票)に無所属で立候補すると表明した。
森田氏は「斉藤市政になったこの8年間で熱海市は若者、商店数が減少、生活保護率、高齢化率、出生率、健康寿命など確実に悪化している。散骨場建設問題、駅前整備事業もいぜんとして進まず、現職に行政能力、リーダーシップ不足を感じた。安全安心、本当の豊かな暮らしを真の市民参加によって作りあげるために、まずは自らが礎(いしずえ)を築きたい。問題が山積みで4年待つわけにはいかない」と出馬の理由を説明。
過去6年にわたり観光協会会長を務めた経験を踏まえ、「単にイベントを開催したのではなく、ボランティア団体、NPOなどと協働で魅力的な熱海を創ってきた。その協働の精神を教育や子育て、福祉、防災などさまざまな分野に活用していきたい」と意気込みを語った。
重要公約として「経済振興」「人口増加推進とそれに伴う社会福祉」「企業誘致を含めた民間投資の促進」を挙げた。
◇森田金清 昭和43年、熱海市生まれ。桃山小、静岡聖光学院高、早大文学部、米国コーネル大ホテル経営大学院卒(MBA=経営学修士)。月の栖熱海聚楽ホテル社長。熱海市観光協会会長、熱海市観光協会連合会会長。全国カジノ誘致団体協議会会長。
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