【市政】上げ潮に乗って熱海を平成の横綱に 斉藤市長が就任式で宣言

斉藤栄第23代熱海市長の就任式が16日、市役所であり、部長、課長職以上の管理職およそ40人が出席した。冒頭、市長は「市長選挙の結果は民意の表れであり、多くの市民がこれまで2期8年の斉藤市政の実績を評価し、今後4年間の新生熱海へのビジョンについて大きな期待を抱いていだたいた。市民に正当に評価され、期待されていることをしっかり肝に銘じてもらいたい」と職員を叱咤激励。

3期目については「新生熱海、圧倒的な熱海をつくる」と宣言し、「2020年の東京五輪を念頭に熱海を日本でNO1の観光地にし、平成の横綱をつくりたい」と意気込みを語った。
自信の根拠に熱海の経済環境が上げ潮になっていることを挙げ、「熱海の駅舎駅ビルに続いて、過去5年間休止していた駅前のタワーマンションの工事が動き出し、326戸の強大な投資が起こる。それ以外にも投資が動きつつある。これらが完成すれば観光振興にとどまらず、産業振興につながり、定住人口も増える」と強調した。

公約に掲げた「住まうまち熱海」づくりには「熱海市にとって大きな挑戦。高齢化、少子化といったこれから我々が取り組むテーマは日本にも前例がない」と切り出し、職員に「市民との対話を大切にし、相手の立場になって考え、目的を達成するために全身全霊を尽くしてほしい」と注文を付けた。そして「圧倒的な熱海の実現を、万が一、妨げるものがあれば、断固たたかう」と締めくくった。

◇任期 平成26年9月14日~同30年9月13日

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