
静岡県は18日、熱海保健所管内の20代の男性がデング熱に感染していることを確認したと発表した。男性は9月10日に勤務先の初島の事業所で発熱や頭痛の症状を訴え、16日に医療機関で受診したところ、デングの感染が疑われ、県環境衛生科学研究所の検査で感染が確認された。男性は11日から自宅療養中で快方に向かっているという。
男性は9月上旬に都内を訪問しており、その際に感染したと思われるが、男性が「9日と10日に勤務中に蚊に刺された」と話していることから、二次感染予防のため、熱海市と勤務先の事業所では蚊の行動範囲とされる半径100メートルに薬剤を散布した。19日も初島の各所で蚊の駆除を実施する。
今後、国立感染症研究所で詳細な遺伝子解析を行い、感染経過を調べる。県内でデング熱感染が確認されたのはこれが2人目。
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