
◇ANAオープン最終日(21日・札幌GC輪厚=7063ヤード、パー72)
首位で出た熱海市出身の宮本勝昌(42)=ハートンホテル=と谷原秀人(35)とがともに7バーディー、2ボギーと譲らず、通算18アンダーでプレーオフに突入。宮本が1ホール目でバーディーを決め、今季初優勝を飾った。2010年の日本ツアー選手権以来となる4年ぶりのツアー通算9勝目で優勝賞金2200万円を獲得した。
◇宮本勝昌の話 いつも藤田さんを祝福してばかりなのでたまにはこういうのもいいのでは。子どもたちも大きくなってきたので、お父さんが頑張っている姿を見せることができて良かった。悠生(ゆうき)、パパやったよ。
○…優勝のお膳立ては3日目のスタート前。「最終日にお待ちしております」。1番ティで華を添える全日空のキャビンアテンダントたちが宮本に声をかけた。宮本は前日のインタビューで優勝を念頭に「最終日にCAさんと笑顔で写真を撮りたい」とコメントしており、それを新聞報道で知った彼女たちが気の利いた声援で応えたのだ。初日68、2日目67、3日目68で首位に立った宮本は最終日に“悲願”達成。ホールアウトするやお約束通り、CAの中央で記念撮影。「夢が叶いました」と満面に笑みを浮かべた。
◇宮本勝昌(みやもと・かつまさ)1972年8月(昭和47年)、熱海市生まれ。第一小、熱海中を経て水城高(茨城)にゴルフ留学。日大ゴルフ部時代の同級生が片山晋呉、横尾要。2008年から日本ゴルフツアー機構の選手会長。174センチ、76キロ。
【写真】日本テレビ、日本ゴルフツアーより
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