
今シーズン最強の寒波により、日本中が冷え込む中、常春の熱海梅園に足を運ぶと、早咲き梅が見頃を迎えていた。園内を探索すると天皇陛下の誕生日に献上した八重寒紅、冬至梅に続いて玉牡丹、甲州野梅、紅冬至、新冬至、増井緋梅、八重野梅、未開紅の早咲き梅が赤やピンク、白の可憐な花を咲かせ、鹿児島紅も開化の兆しをみせている。
寒空の下でにリンと咲く梅たちと蝋細工(ろうざういく)のような、つやのあるロウバイの黄色の花のコントラストと甘~い香りが、春の息吹を感じさせてくれる。さりげなく梅の木の下に咲くペチコートスイセンの小さな花が新春の梅園に彩りを添え、いい脇役を演じている。
梅まつり開幕から1週間、お約束の早咲き梅の開花ラッシュが始まった。熱海梅園の梅は早咲き、中咲き、遅咲きと順に開花していくため、長い期間花を楽しめる。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■開花状況
早咲き272本中(開花153本)2分咲き14本、3分咲き23本、5分咲き2本
中咲き104本中(同13本)
遅咲き96本(同0本)
計59品種472本の梅のうち、166本が開花=1月11日現在
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