
熱海市選出の橋本一実県会議員の後援会(福井敏幸会長)は18日夜、起雲閣音楽サロンで特別講演会「集うまち、住まうまち、熱海へ『夢と課題』」を開催し、会場が満員となる200人を超す支援者が熱心に聞き入った。川勝平太知事と斉藤栄市長がゲストで招かれ、3人で握手を交わし、蜜月ぶりをアピールした。この4年間で知事の熱海入りは9回目となった。
橋本県議は「県会議員の役割は橋梁の建設や公安(警察)などを通じて県民、市民の命、財産、地域の豊さを守ること。国や県、市と連携して地震、津波、豪雨などの災害対策を強化していく。守る、変える、全力をモットーに少子化、教育、高齢者や介護支援体制の充実、雇用増加に取り組みたい」と力を込めた。
斉藤市長は「2期目までは財政の立て直しに追われたが、借金も8割解消し貯金もできるようになった。3期目は本当にやりたかった”住まうまちづくり”ができる。川勝知事、橋本県議とともに住む人が誇りを持ち、生活の高さを享受できるまちづくりをし、市の最大の課題である人口減に歯止めをかけたい」と話した。
この日夕、橋本県議、市長とともに県立熱海高校と同校の通学路となる「さくらの名所散策路」を視察した知事は、おりしも開花していたヒマラヤザクラに感激。「伊豆多賀駅から800メートル。この桜並木が完成したら県で一番美しい通学路どころか、日本一美しい通学路ができる」と相好を崩し、熱海高校の魅力発信には「入学生全員にパスポートを待たせ、高校を卒業するまでに世界を観てほしい。熱海市には高校が1校しかなく、少人数。これが実現すれば、熱海市の高校生は全員海外経験者となる。これは学校数が多い、静岡市や浜松市では無理」と提案し、「2020年までには静岡空港の下に新幹線駅を作る。そうなれば、新幹線の駅を持つ熱海には世界から客が訪れるし、雇用も生まれる」と期待を込めた。
来賓で山田治雄、村山憲三、金森和道、小森高正、鎌田武俊、越村修市議が出席し、それぞれあいさつした。
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