
熱海市は10日、報道陣と市会議員ら30人余りに2013年6月から16億2226万円をかけ、現在の市役所横に建設した鉄筋4階建ての市役所新庁舎・消防庁舎を公開した。
注目の市長室は4階に設けられ、南向きのため、海は見えない。窓からの眺望は旧庁舎と消防庁舎にさえぎられ、いささか閉塞気味だが、旧庁舎などの取り壊し工事を終えれば、視界が開ける。
庁舎建設を巡っては、2007年に斉藤栄市長が財政危機を理由に建設を延期。その後、新たな建設計画を白紙に戻したり、分庁化を目指したりするなど、二転三転した。
(編集主幹・松本洋二)
◇今後 4月10日の市制記念日に落成式と市民内覧会。同14日に消防業務開始。5月3~6日に現庁舎からの引っ越しを行い、7日から新庁舎で全業務を開始。
新庁舎の正面入り口
仕上がりをチェックする議員たち
新市長室
市長室からの眺望
新庁舎建設特別委員会
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