熱海市網代温泉の夏の風物詩「ふる里祭り・盆踊り」が14日始まり、およそ2500人の宿泊客や市民が盆踊りを楽しんだ。大縄公園中央に組まれたやぐらにちょうちんが飾られ、宿泊客が浴衣姿の地元住民と輪を作り、三波春夫さんが唄う「熱海音頭」や「アジの開きの三度笠」「炭鉱節」に合わせてにぎやかに踊った。
網代温泉観光協会の主催。開幕セレモニーで川口健会長が「以前は熱海、伊豆山、多賀、網代の市内各地で聞かれた『熱海音頭』ですが、現在も続くのは『ふる里祭り』だけ。懐かしい昭和レトロな盆踊りを楽しんでほしい」とあいさつした。
毎年人気のスイカ割りでは子供たちが列をつくり、目隠しをして挑戦。割れたスイカは川口会長らが切り分けて来場者にふるまった。昔懐かしい金魚すくいや輪投げ、ヨーヨー釣り等の縁日コーナーもあり、思い思いに楽しんだ。盆踊りは15日も繰り広げられ、16日は網代湾で海上花火大会がある。
熱海音頭の動画…IMG_3572
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