
きょうはお盆も終わりの送り火。熱海市でも長浜海岸で「灯篭流し」や「百八体かがり火」が催される。各家庭でも家に迎え入れた先祖の好きな食べ物やお供え物を、盆棚(精霊棚)に飾ってお迎えし、霊を再びあの世へ送り届ける日だ。帰省客も休暇を終え居住地へとUターン。そのお供え物のごみがピークを迎え、熱海市や観光関係者を悩ませている。
以前はお盆が終わったら供え物や花を川に流す風習があった。しかし、環境汚染の問題もあり、現在では川に流すのをやめ、普通にゴミとして出すのが一般的になっている。それでも古刹が多い市内上宿町の糸川や初川、和田川では、今なお川に流す人もあり、市は専用のごみ箱を設置し、「川や海に流さないで」と呼びかけている。誓欣院の吉川宏司さんによれば、鎌倉市をはじめ、観光客の多い湘南地区や清流で知られる三島市などでは、お供え物は一旦川の水につけ、その後にゴミとして住民がが多いという。納得-。
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