熱海湾で11月27日夜、観光庁の魅力的な誘客コンテンツの補助事業採択を受けた小規模な花火大会(全9回)がスタートした。熱海市が、新しいスタイルの花火大会を核とした夜のにぎわい創出を目指して企画した。
新型コロナウイルス感染防止のため、時間を午後8時半から10分間(1500発)に凝縮し、広島県宮島(厳島神社の沖合)や箱根・芦ノ湖(神奈川県)の花火大会で評判の水中花火を初めて取り入れた。
「水中花火」は水上の船などで点火した花火を、水中に向かって打ち込み水の中で爆発させる。花火には燃焼材が入っているため水中でも消えず、比較的浅瀬で爆発して水面で半円状に開く。今回の熱海海上花火大会では、プログラムの中盤でナナハン岸壁から打ち込み、海釣り施設の堤防から打ち上げた花火とコラボさせた。ヨットハーバーを背景に水中からにょっきりと現れる幻想的な仕掛け花火に見物客から拍手が起きた。
この水中花火は、1月29日の熱海湾の小規模花火大会でも取り入れる。
12月23日〜25日の熱海湾の小規模花火は5分間で実施。音楽に合わせ、クリスマスをイメージした赤や緑のカラフルな花火を600発打ち上げる。
(熱海ネット新聞)
観衆=3000人(熱海市発表)
熱海市の小規模花火日程
①11月27日 熱海湾(午後8時半〜10分間)
②12月23日 熱海湾(午後8時半〜5分間)
③12月24日 熱海湾(午後8時半〜5分間)
④12月25日 熱海湾(午後8時半〜5分間)
⑤ 12月26日 泉公園(午後8時15分〜15分間)
⑥ 1月23日 伊豆山海岸(午後8時〜15分間)
⑦ 1月29日 熱海湾(午後8時半〜10分間)
⑧ 2月21日 網代湾(午後8時半〜5分間)
⑨ 2月28日 多賀湾(午後8時半〜5分間)
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