熱海市は10月28日、市役所いきいきプラザで終活ノート「熱海だいだいノート」の書き方説明会をスタートさせた。初日は沼津市の終活カウンセラー木幡美麗さんが「終活を始めよう」と題して講演。会場は市民や別荘所有者など80人が訪れて満員となり、終活への関心の高さが浮き彫りとなった。
終活ノート(エンディングノート)とは、病気や死去など万が一のことが起きた時に、家族や大切な友人に伝えたいことを書くノート。自身の情報や緊急時の連絡先、医療、介護、葬儀などに関する希望を書き記す。相続と遺言書、成年後見制度についての解説もある。記入欄の多い市販の終活ノートとは違い、ひとりでも書ける熱海らしい工夫をこえらしている。
3500部印刷し、市役所長寿支援室と南熱海、泉の両支所で65歳以上の希望者に配布している
この講演会と説明会は11月27日に南熱海マリンホール、30日に泉公民館、12月5日に伊豆山仲道公民館でも開かれる。時間はいずれも午後1時30分〜3時。問い合わせは長寿支援室☎️0557ー86ー6316へ。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
🔸熱海市メモ 人口3万7225人の内、65歳以上が1万7244人(高齢化率46・3%)。ひとり暮らしの高齢者5889人。高齢者夫婦のみの人口5736人。(いずれも2018年4月1日現在)
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