来宮神社は23日午後2時から、新穀感謝祭・新嘗祭(にいなめさい)を斎行する。雨宮盛克宮司が祝詞を奏上し、みこが稲穂を手に国家安泰を祈念して「豊栄の舞」(とよさかのまい)を奉納する。勤労感謝の日の前身となる同祭は、毎年11月23日に天皇が新穀を神に供え、自らも食して収穫を感謝する儀式で、来宮神社でも執り行われている。神事に続いて、御鳳輦(ごほうれん)奉仕者の引き継ぎ式が行われる。
また午後1時からは熱海芸妓(げいぎ)が芸能の神様とあがめる来宮弁財天の例祭が行われる。
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