
8月最後の日曜日となった8月25日、熱海市内の最高気温は28・9度(網代特別地域気象観測所)。連日の猛暑が収まり、渚親水公園前のジャカランダ遊歩道(国道135号線沿い)では、植栽されているジャカランダが青紫色の花を咲かせ、観光客や市民を驚かせている。例年、お約束のように5月末から開花し、6月末に散ってしまう。それが今夏は梅雨明けが遅かったのと8月の猛暑で、涼しさを取り戻した8月下旬になってまた咲き出した。遅咲きなのか、二度咲きなのかは不明だが、ジャカランダ゙ではたまに起きる現象という。
世界三大花木の1つに数えられるこの花は、気まぐれ花としても知られ、他都市では今年はほとんど花を咲かせなかったとか、数年ぶりに花を咲かせたといった話題も。可憐で美しい分、じゃじゃ馬娘でもある。鳥たちもキョトン! 晩夏の熱海サンビーチの情景ー。
(熱海ネット新聞)
■ジャカランダ 世界三大花木(カエンボク、ホウオウボク、ジャカランダ)の1つ。6月に青色、薄紫色の花を咲かせる南米原産ノウゼンカズラ科の常緑樹。渚親水公園前の国道135号沿いに25本、お宮緑地の「ジャカランダ遊歩道」に106本、計131本が植栽されている。
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