第31代ミス熱海「梅の女王」に杉本和香奈さん 聖心女子大卒の才媛

熱海市観光協会は12月8日、起雲閣で「第31代ミス熱海梅の女王」と「同梅娘」「同桜娘」の発表と任命式を行い、杉本和香奈(わかな)さん(22、会社員、東京都中央区)が「梅の女王」に輝いた。杉本さんはミス熱海5人の中で唯一の熱海市の出身者で三島市の不二聖心女子学院中高へ進み、聖心女子大学を卒業。現在は都内の会社に勤務する才媛。
「梅娘」は小竹珠利亜(じゅりあ)さん(21、慶応大学3年、千葉市)と佐藤未菜(みな)さん(20、聖心女子大学3年、東京都目黒区)。「桜娘」には市内の病院に勤務する伊藤あすかさん(26、看護師、静岡県駿東郡)と本田りかさん(22、慶応大3年、東京都品川区)がそれぞれ選ばれた。
5人は来年1月1日から2年間、観光大使として様々なイベントに参加し、熱海をPRする。梅の女王には30万円、梅娘・桜娘に15万円がそれぞれ贈られる。
オーディションには、熱海市、静岡県内をはじめ、東京、神奈川、埼玉、千葉などから58人の応募があり、書類審査を経て11月17日に面接を行い、「ミス熱海」5人を選出。この日、中島幹雄熱海市観光協会会長が梅の女王、梅娘、桜娘の役職を発表し、齊藤栄市長、藤曲敬宏県議、竹部隆市議会議長、内田宗一郎、鈴木恵次観光協会副会長がそれぞれ任命証を手渡した。
(熱海ネット新聞)


■ミス熱海 2020年1月1日現在で20~27歳の未婚女性。他地区でミスや観光大使として活動していない、モデル・芸能事務所に所属していないことが応募の条件。任期は20年1月から2年間。熱海市観光協会主催。

ミス熱海「梅の女王」=杉本和香奈さん「生まれ育った大好きな熱海のために貢献したいと思い応募した。実はこれが2回目のオーデション参加。ミス熱海に選ばれ、私以上に熱海にいる両親が喜んでくれ、ほっとした。写真が趣味なので、SNSを通じて熱海の美しい景色やグルメ情報を届けていきたい」

ミス熱海「梅娘」=小竹珠利亜さん「着物の着付けで準師範を取得している。振袖でフィギュアスケートのプレゼンターを務めた経験もあり、着物姿で熱海をPRしたい。盛岡名物のわんこそばでは、女性の平均が30杯と言われる中、190杯を記録した。食レポはおまかせください」

ミス熱海「梅娘」=佐藤未菜さん「祖母が熱海出身で実はミス熱海の先輩。今は亡き祖母から聞いた『おばあちゃんはミス熱海になれて初めて自信が持てた』という話を思い出し、背中を追う様に応募した。世間がまだ気付いていない熱海の魅力を、東京で育った私の視点から見つけてPRしたい」

ミス熱海「桜娘」=伊藤あすかさん「私は熱海市内の病院で看護師として働いており、患者さんたちからオーディションを勧められ、大好きな熱海の魅力を全国の皆様にPRし、貢献できればと応募した。特技はバレーボール。国体に出場した経験があります」

ミス熱海「桜娘」=本田りかさん「大学の合宿で熱海に来た際、車窓から見た海の美しさに心が奪われた。英語とフランス語が特技、国内外を問わず、熱海の素晴らしさを発信していきたい。円周率は101桁まで暗唱できます。熱海をもっと深く知り、多くの人と熱海話で盛り上がれる様になりたい。

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