新型コロナウイルス特措法に基づく「緊急事態宣言」が全国へ拡大されて初の日曜日となった4月18日、熱海サンビーチや渚親水公園には午前中から親子連れなどが訪れ、散歩をしたり、波打ち際で水遊びをする姿が見られた。熱海市は前日、人と人との接触を削減するため、首都圏などの人たちに「(緊急事態宣言が続く)5月6日までの間、熱海に来ないでいただき、落ち着いたときに来てほしい」と要請したが、市営駐車場には、県外ナンバーの車が散見された。
東京、神奈川などでは、外出自粛が呼びかけられるなか、公園や遊具を使用禁止にする自治体が出ており、「東京脱出」や「コロナ疎開」の人たちが…。
政府は地方への人の移動は「最も恐るべき事態である全国的かつ急速なまん延を引き起こす」とし、「地域医療に大きな負担となり、国民生活に甚大な影響を及ぼす恐れがある」と都県をまたいだ移動の自粛を強く訴えている。
外出自粛が長期化すれば、都心部から熱海への人の動きがさらに広がることも懸念され、市は感染拡大に警戒を強めている。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
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