熱海おさかなフェスティバル開幕中 市内イベント、本格再開へ第一歩

熱海市の渚親水公園で10月31日、イベントの本格的な再開へ向け、「第10回熱海おさかなフェスティバル」(熱海市観光協会、実行委員会主催)が始まった。今年は新型コロナウイルスの感染拡大が始まった4月以降、熱海市では春夏のビールまつりやこがし祭りをはじめ、全ての主要イベントを中止してきたが、規模を縮小した上で開催し、再開へ踏み出した。
会場を広い熱海港ナナハン岸壁から渚親水公園のレインボーデッキ・イベント広場に移し、熱海保健所の助言を受け、実行員会が設定したガイドラインに沿って実施。入り口を2カ所に制限して検温検査を行なったり、飲食時以外のマスクの着用、客席に社会的距離を設けるなどの対策を徹底させている。

熱海の海の幸をその場で七輪で焼いて味わえる人気の浜焼き(海鮮バーベキュー)は1台4席を30台用意。7種類の魚介類が盛られた人気のセットはテーブルチャージ込みで2千円。伊勢海老も千円から販売している。飲食ブースも10店が並び、シラスまん(中華まん)、熱海焼き(お好み焼き)、網代イカメンチ、イカ焼き、カニ汁などの地元料理や熱海ビール、あたみだいだいサワーなどのドリンクを販売している。
恒例のステージショーと干物作り教室や釣り大会、船釣りなどの体験イベントは取りやめた。主催者はおさかなフェスティバルを検証し、今後の市内イベントの入場制限の緩和につなげる方針。
開催時間は31日が午前10時〜午後4時、1日が午前10時〜午後3時。
(熱海ネット新聞)

長沢寛治熱海料飲連合会会長

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

  1. 2023-8-23

    熱海海上花火大会に1万2千人、手荷物預かり場に長い列

    熱海海上花火大会の夏季シリーズ第5弾が8月22日夜、熱海湾であり、1万2千人(主催者発表)が…
  2. 2023-8-21

    被災地を照らす大輪の花火 伊豆山港で海上花火大会

    熱海市の伊豆山港で8月20日、伊豆山温泉海上花火大会が開催された。午後8時20分から35分ま…
  3. 2023-8-17

    お盆の夜焦がす網代温泉海上花火大会 去り行く夏惜しむ

    熱海市の網代湾で8月16日午後8時30分から、網代温泉海上花火大会(同温泉観光協会主催)が開…
  4. 2023-8-17

    熱海市で「百八体流灯祭•送り火」長浜海岸に110基のかがり火

    熱海市のお盆の伝統行事「百八体流灯祭」(多賀観光協会主催)が8月16日夜、多賀地区の長浜海岸…
ページ上部へ戻る