熱海市を拠点に音楽教室を開く「ミズノ・アンサンブル」(水野久恵代表)によるクリスマスコンサートが起雲閣ギャラリーで開かれた。園児1人と小学生4人、中学生1人の6人が、マリンバやハンドベルを使って清らかな調べを会場に響かせ、聴衆を魅了した。コロナ禍に配慮し、全員でのクリスマスソングの合唱は控え、手話と独唱で表現した。
演奏はマリンバによる賛美歌の「アヴェ・ヴェルム・コルプス」で始まり、ハンドベルで「エーデルワイス」「夢で逢えたら」などを6曲。景品付クリスマスクイズを楽しんだあと、ポンポンを使ったダンスや水野代表のキーボードに合わて独唱を披露。最後に竹内まりやさんが作詞し、人と人との出会い、縁、そして共に生きていくことの尊さを描いた「いのちの歌」を水野かれんさんの手話をまじえながらみんなで静かに歌い、伊豆山土石流で被災した伊豆山地区の復興と被災者した人たちが1日も早く日常を取り戻せるよう願った。
同アンサンブルのコンサートは、東日本大震災をきっかけに始め、毎年、四季折々に開催。コロナが収束した今回は、東京からマリンバ奏者の三浦隆治さん駆け付け、赤鼻のトナカイに扮して演奏に加わり、会場を盛り上げた。
(熱海ネット新聞)
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