熱海市の長浜海浜公園で8月12日夜、「伊豆多賀温泉海上花火大会」(多賀観光協会主催)が開催され、1万2400人(主催者発表)が長浜ビーチに繰り出した。午後8時に砂浜に大篝火(かがりび)が焚(た)かれ、雰囲気を盛り上げた後、午後8時20分から20分に渡って約2000発を打ち上げた。
台風8号の接近で雨が予想されたが、幸い打上げ中は雨が降らず、大小さまざまなスターマインやコンピューター制御の連続花火が多賀湾の上空にー。フィナーレに打ち上げる恒例の名物花火「赤い空中ナイアガラ」が夜空をあかね色に染めると、ビーチや駐車場からも拍手が沸き起きた。
昨年は伊豆山土石流災害の影響などで中止したが、伊豆多賀温泉海上花火大会は毎年、8月12日に開催している。
今年は行動制限を伴わないお盆休みとなり、午後5時から9時に「海辺のビアガーデン」を3年ぶりに合わせて開催。雨天に備え、休憩所「うみえ〜る長浜」のウッドデッキを中心に実施し、用意した200席は2回転する盛況ぶり。観光客や地元住民らが生ビールなどを手に花火と地元バンド「昭和パラダイス」の演奏や地元料理を楽しんだ。「海辺のビアガーデン」は16日の伝統行事「百八体流灯祭」でも開く。
(熱海ネット新聞)
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