
熱海市防火協会は27日、熱海消防署で平成28年度の幼年消防クラブ員の任命式を行った。「火の用心」「戸締まり用心」の文字が入ったいなせな法被姿の富士保育園、栄光熱海中央保育園、MOA保育園3園の計55人を任命。代表者6人に内田進会長が任命書を一人ひとりに交付し、クレヨンをプレゼントした。
内田会長が「今年も熱海から火事をなくすように火の用心をお願いします」と呼び掛けると、園児たちは「絶対に火遊びはしません」「お父さん、お母さんのいいつけを守ります」などと誓い、拍子木を鳴らしながら、「火の用心の歌」を元気いっぱい歌った。少子化が進む中、熱海市の「火の用心アイドル」の人気は年々上がり、今年度は5人増えて過去最多となった。秋の火災予防運動期間に行う「消防ひろば」や正月の「消防出初式」で「火の用心の歌」などを披露する
◆熱海幼年消防クラブの軌跡
2000年11月 熱海童園で44人で発足。
2011年3月 熱海童園が閉園。
2011年4月 富士保育園が引き継ぎ、17人で再結成。
2015年4月 富士保育園に栄光熱海中央保育園とMOA保育園が加わり、クラブ員50人。
2016年4月 3園体制2年目を迎え、過去最多の55人(富士15、中央15、MOA25)。
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