
民進党の渡辺周衆院議員の熱海市民との対話集会が15日夜、熱海市のホテルサンミ倶楽部であり、来月に予定されている参院選の候補予定者の平山佐知子さんがゲストとしてスピーチした。対話集会には斉藤栄市長、橋本一実前県議、金森和道市議会副議長、小森高正、和田翔平市議も出席して市民の疑問に答えた。
渡辺周衆院議員の平山さん紹介
参院選静岡選挙区の候補予定者である元NHK静岡放送局キャスター平山佐知子さん(45)について、元読売新聞記者の渡辺氏は「16年間に渡り、地元の魅力を取材してこられた平山さんにジャーナリスト視線で熱海の魅力を発信してもらって、市長とのタッグで首都圏からの居住者を増やしましょう」と紹介。平山さんの人柄については「今年1月、フリーアナウンサー時代に取材して歩いた県の歴史の足跡をまとめて出版した。その中で最初に書いたのが熱海市の興亜観音。ちょっと左がかったリベラルな方かなあと思ったら、東京裁判などの歴史観にシンパシー(共感)を感じる」と相好を崩した。「太宰治は名作『走れメロス』を熱海で書いたという話もある。そういうエピソードや素晴らしい熱海の奨学金制度などを熱海モデルとしてジャーナリストの目で発信してもらい、国政にも反映していただきたい」と期待を込めた。
平山佐知子氏の自己紹介スピーチ
去年3月までNHK静岡放送局の「たっぷり静岡」のキャスターとして16年にわたり、たくさんの庶民の声を聞いてきました。そこで感じたのはどんどん広がっていく格差です。この問題をどうにかしなくては、と考えます。昨年末に「この道で行こう」と決め、あらためて県内各地を回って皆様の声を聞いてみて、今の政治に足りないな、と感じたのが福祉の分野。私自身、子供のころ夢だった幼稚園の先生を目指し、日本福祉大学の保育学科で学びました。だから余計にはこの分野には強い思い入れがある。今回の参院選は、私たち庶民の声が届くかどうかの分かれ道です。児童手当、奨学金制度、年金や医療、介護、福祉など、将来に安心の持てる社会保障や財政問題を女性目線で発信していきたい。
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