秋にオレンジ色の花を無数に咲かせるキンモクセイ(金木犀)が、熱海市内の各所で見ごろを迎え、甘い香りとともに秋の訪れを告げている。熱海梅園でも、懐かしさを感じさせるやさしい香りに訪れた観光客や市民が秋の風情を感じ取っている。昨年も9月末に見ごろを迎えたが、10月1日夜から2日にかけて急速に発達した低気圧の影響で、園内を強い風と大雨が襲い、花が丸裸にされた。路面を橙黄色に染めたアクシデントが、訪れた来園者のため息を誘った。
姫の沢公園では、見ごろを迎えたキンモクセイとともにススキが穂を開かせ、風に揺れる穂が秋の気配を漂わせている。
熱海梅園=9月30日
姫の沢公園=9月30日
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