
東日本大震災による津波で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市の応援を目的とした防災・音楽イベント「タカタ・フェスタ2017」(同実行委員会主催)が5月13、14日の両日、熱海市内で開かれた。最終日14日は渚親水公園レインボーデッキで陸前高田市の戸羽太市長の特別講演や「たかたのゆめちゃん」のゆるきゃらステージ、民謡/お囃子系バンド「アラゲホンジ」などのライブ、ビーチクラブ(津波避難訓練レポート)などが催された。
閉会式では、陸前高田市応援の 「タカタ・フェスタ」公式テーマソング「つむぎ」を全員で合唱。実行委員長の茶田勉代表は「熱海と陸前高田は海でつながっている。5回目となる今回も皆様のご協力で復興を支援し、防災を意識を高めるイベントを開催することができた。この紡ぐ思いを今後も受け継いでいきたい」と話した。
初日は雨天のため、会場をマリンスパあたみに変更して開催。シンガー・ソングライター白井貴子さんが自ら作詞・作曲した応援盆踊りソング「松の花音頭」を披露。齊藤栄市長らによる防災ディスカッションも開かれた。
両日とも、会場では陸前高田の「雪解け牡蠣(カキ)」やムール貝の酒蒸しなどが販売され、三陸の物産コーナーも人気を集めた。出店などの収益は半分、募金は全額、陸前高田市に寄付する。
【熱海ネット新聞】
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