双柿舎のあたみ桜見ごろ、 文豪坪内逍遥がこよなく愛した熱海の春景色


明治の文豪「坪内逍遙」の熱海の住居「双柿舎(そうししゃ)」で1月27日、あたみ桜が見頃を迎え、首都圏などから多くの人が訪れた。この庭には樹齢300余年と言われる柿の大樹が2本あったことから、逍遥の友人・会津八一が「双柿舎」と名付けた。現在の柿の木は植え直されたものだが風情がある。あたみ桜や紅白の梅も植栽されており、春も秋に負けないくらい趣がある。開館は毎週日曜日で次週2月3日が一番綺麗な時期を迎える。
逍遥は明治45年に熱海市の糸川沿いに別荘を構え、昭和10年に大正9年から15年間過ごした市内水口町の双姉舎(逍遥の私邸)で77歳で没した。この間、シェークスピアの翻訳や熱海市歌(旧熱海町歌)を作詞、図書館の創設に尽力するなど市の文化振興にも大きな功績を残した。
毎年、命日の2月28日に近親者や市、熱海稲門会の有志が追悼行事(逍遥忌)を開く。
邸内には、塔の形の書庫や筆塚があり、また、会津八一の筆による門の扁額なども見ることができる。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
住所/熱海市水口町11-17
開館/毎週日曜日 10:00~16:00
料金/無料
問合せ 双柿舎0557-81-2232(日曜日のみ)、熱海市教育委員会生涯学習課 文化施設室(施設)0557-86-6232

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

  1. 2020-7-5

    小池知事「都民は他県への移動遠慮を」静岡県「見えない感染者」警戒

    東京都で新型コロナウイルスの感染者が3日連続で100人を超えたのを受け、小池百合子知事は7月4日、…
  2. 2020-7-3

    令和樹神會、熱海中学校を訪問「モォー」塩見校長も豪快に「麦こがし」 

    来宮神社の例大祭で本年度御鳳輦(ごほうれん)奉仕を行う厄年奉賛会「令和樹神會」(れいわこだまかい)…
  3. 2020-7-3

    来宮神社「令和樹神會」の天狗慰問始まる 桃山小学校で「御鳳輦」伝統伝える

    来宮神社の例大祭(14~16日)で本年度御鳳輦(ほうれん)奉仕を行う厄年奉賛会「令和樹神會…
  4. 2020-7-3

    熱海市和田浜南町に新ホテル建設 地上9階建て31室 ニュータカハシ跡地

    熱海市和田浜南町に新ホテルが建設されることが分かった。場所は国道135号沿いのホテル「ニュータカハ…
ページ上部へ戻る