
お盆期間の帰省ラッシュが始まり、今年は8月12日が「山の日」の振り替え休日となるため、最長9連休。観光地熱海は最大の繁忙期に突入したが、厳しい暑さと台風10号の接近で人気を集めているのが、特別展「井上涼 夏休み!BYOBUびじゅチュ館」(〜8月27日)を開催しているMOA美術館。エアコンが効いて涼しく、天候にかかわらず楽しめ、来館者でにぎわっている。
「紅白梅図屏風」
同展は世界の有名な美術作品を題材にアニメと歌で紹介するNHKEテレの美術番組「びじゅチューン!」を手がける映像作家の井上涼さんの映像を展示。同美術館が所有する国宝「紅白梅図屏風」や野々村仁清作「色絵藤花文茶壺(つぼ)」などがどのように生まれてきたのかのストーリーやアニメーション原画、お番組制作の舞台裏を紹介。8月18日までは国宝の「紅白梅図屏風」も特別に展示。井上さんが本展のために新しく描いた屏風も展示している。
午前9時半~午後4時半。木曜休館(8月1日、15日は開館)。入館料は大人1600円、高校生・大学生は千円、中学生以下は無料。
(熱海ネット新聞)
井上涼さんが描いた「紅白梅おとまり会図屏風」
竹内栖鳳「夏鹿」
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