熱海市伊豆山土石流災害から8カ月となった3月3日、地元町内会などでつくる「熱海伊豆山で心をつなぐ会」(大舘節生代表世話人)は、伊豆山神社で土石流災被災者の慰霊神事を行った。
神事には遺族や町内会関係者ら約20人が出席。原嘉孝宮司が祝詞を奏上した後、代表者が玉串をささげ、犠牲者の冥福を祈った。
土石流では27人が死亡し、依然として1人が行方不明。発災後、現場で土砂搬出に当たっていた男性作業員も重機とともに川に転落し亡くなった。
自身も被災した大舘代表世話人は「発災の月命日に合わせて慰霊神事を続けていくことで、仮設住宅などへの転居でばらばらになっている伊豆山の地域住民の心をつないでいきたい」と述べた。
(熱海ネット新聞)
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