
雅楽を聞きながら十五夜をめでる「仲秋の観月祭・演奏会」が8日夜、来宮神社(雨宮治興宮司)であった。毎年、四季を通じて最もお月さまが美しく輝いて見える「仲秋の名月」の日に開かれる恒例行事。例年なら本殿前に設けられた椅子に座って風流な雅楽の下で月をめでるが、今年はそぼ降る雨のため、本殿に舞台を移し、雅楽や琴、舞楽が披露された。
神事の後、雨宮宮司が「今宵はあいにくの雨でしたが、楽師20人が揃うのは大変珍しく、本殿に響く音の迫力を楽しんでいただきたい」とあいさつ。宮内庁関係者など20人の楽師が奏でる笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)、琵琶、太鼓などの音が本堂に響き渡り、市民や観光客を魅了した。
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